2016年10月24日月曜日

息子を装い電話、1600万円 玉名署が容疑で再逮捕 /熊本

息子を装った電話をかけて川崎市の女性(81)から1600万円をだまし取ったとして、玉名署は5日、住所不定、無職の湯川吉之介被告(22)=別の詐欺罪などで起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。
 逮捕容疑は8月、仲間と共謀して女性の息子を装って、「約束手形などが入ったカバンを紛失した。取引先に支払う現金が必要」などと電話。女性宅を訪れて3回にわたり現金計1600万円を受け取ったとしている。
湯川容疑者は被害者から現金を受け取る「受け子」と呼ばれる役回りで、「指示を受けて現金を取りに行った」などと容疑を認めているという。湯川容疑者は 玉名市の男性からアダルトサイトの登録料名目で940万円をだまし取ったなどとして、8月に詐欺未遂容疑、9月に詐欺容疑で逮捕されていた。

2016年10月20日木曜日

“道具屋”か 都内の男を詐欺容疑で逮捕

「医療費が返ってくる」とうその電話をかけ、お年寄りから現金をだまし取ったとして都内の男が逮捕され、警視庁は、男が他人名義の銀行口座などを不正に取得して詐欺グループに売り渡す「道具屋」だったと見て調べています。男は容疑を否認しているということです。
逮 捕されたのは東京・渋谷区の自営業、平館猛容疑者(45)で、警視庁の調べによりますと、去年12月、すでに逮捕・起訴されている36歳の男と共に市役所 の職員になりすまして「医療費が返ってくる」などとうその電話をかけ、福井県の当時73歳の女性から現金およそ100万円をだまし取った疑いが持たれてい ます。

警視庁は、銀行口座を売りますというネット上の匿名の書き込みをきっかけに捜査していて、平館容疑者が今回の詐欺事件に関与してい たほか、銀行口座や携帯電話のSIMカードなどを不正に大量取得し、詐欺グループに売り渡す「道具屋」だったと見ています。警視庁の調べに対し、平館容疑 者は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。