2016年11月8日火曜日

160万円の療養費詐取事件で元維新市議を再逮捕 大阪

大阪府池田市議らによる整骨院の療養費詐取事件で、大阪府警捜査2課は3日、詐欺容疑で、元大阪維新の会所属の同市議で整骨院運営会社元社長、羽田達也被告(37)=詐欺罪で起訴=と同社社長、増田誠被告(37)=同=を再逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

 再逮捕容疑は、平成22年6月~今年4月、同社が運営する摂津市の整骨院(今年2月に閉院)で、増田容疑者が健康保険が適用される施術を受けたと偽り、全国健康保険協会大阪支部に69回にわたり療養費を請求、計約160万円をだまし取ったとしている。

2016年11月3日木曜日

健康食品会社、原格(ただし)1億2千万円脱税 スピルリナ

 栄養価が高く「スーパーフード」として注目を浴びる藻の一種「スピルリナ」の販売で業績を上げた健康食品会社「ジャパン・アルジェ」(東京都品川区)が約5億円の所得を隠し、約1億2千万円を脱税したとして、東京国税局が同社と原格(ただし)社長(48)を法人税法違反の疑いで東京地検に告発したことがわかった。
 関係者によると、同社は2015年5月期までの3年間、決算期後に帳簿を操作し、売り上げを減らしたり架空の経費を計上したりして、所得を少なく見せかけた疑いがある。資金は事業実態のない関連会社の口座で保管していたという。
 同社は「国税局と見解の相違はあったが、指示に従い、修正申告と支払いは済ませた」などとコメントしている。
 民間信用調査会社などによると、ジャパン・アルジェは1980年設立。沖縄県久米島など全国3カ所に工場を持ち、自社製造したスピルリナを原料とする栄養補助食品などを通販サイトで販売しているという。売上高は15年5月期で約6億5千万円。

2016年11月2日水曜日

「太陽光」6500万円脱税疑い

 太陽光発電施設の設置をめぐる取引で得た所得を隠し、法人税約6500万円を脱税したとして、名古屋国税局が、愛知県春日井市の発電事業企画・運営会社「パワープランニング」と同社の実質的経営者・伊井明誠氏(47)(東京都世田谷区)を、法人税法違反容疑で名古屋地検に告発していたことが分かった。
関係者によると、伊井氏は2014年、三重県度会町内で太陽光発電施設を設置して売電する事業について、経済産業省から認定を受けた。その後、認定の権利を別の業者に約3億円で売却したが、コンサルティング料名目などの架空の外注費を計上する手口で、同年12月期までの1年間で所得が約2億5000万円少ないように装い、法人税を脱税した疑いが持たれている。
隠した所得は不動産の購入などに充てていたとみられる。伊井氏は読売新聞の取材に「指摘を受けたのは事実で、税理士を通じて修正申告の手続きを進めている。
信用調査会社によると、同社は12年に設立され、資本金は300万円。
 太陽光などの再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が買い取る固定価格買い取り制度は、12年7月に始まった。事業者が発電施設の設置場所や発電出力などを経産省に申請し、認定を受けると、当初は主に40~42円(1キロ・ワット時あたり)で10~20年間買い取ることが保証されていた。
 しかし、その後は買い取り価格が下落し、高額での買い取りが保証された認定が、高値で売買されることがあったという。伊井氏は「売買目的ではなく、発電施設を所有するため認定を受けた。ただ、融資が受けられず、売却せざるを得なかった」と説明した。

2016年11月1日火曜日

鈴木真奈美代!啓発セミナー会社を告発 国税局、3千万円脱税

法人税約3千万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反の疑いで、法人としての自己啓発セミナー運営会社「地球ファミリー」(相模原市中央区)と、鈴木真奈美代表取締役(40)を横浜地検に告発した。
トップ社会3000万円脱税 自己啓発運営会社を告発
3000万円脱税 自己啓発運営会社を告発
 自己啓発セミナーなどを開催する会社が、法人税約3000万円を脱税したとして刑事告発された。
 法人税法違反の疑いで東京国税局から告発されたのは、自己啓発セミナー運営会社「地球ファミリー」と鈴木真奈美代表(40)。関係者によると、鈴木代表は自己啓発セミナーなどの参加費を個人口座に振り込ませ、売り上げから除外するなどの手口で、去年までの3年間で1億4000万円の所得を隠し、法人税約3000万円を脱税した疑いがもたれている。
 鈴木代表は日本テレビの取材に対し、「深く反省しております」などとコメントしている。

2016年10月24日月曜日

息子を装い電話、1600万円 玉名署が容疑で再逮捕 /熊本

息子を装った電話をかけて川崎市の女性(81)から1600万円をだまし取ったとして、玉名署は5日、住所不定、無職の湯川吉之介被告(22)=別の詐欺罪などで起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。
 逮捕容疑は8月、仲間と共謀して女性の息子を装って、「約束手形などが入ったカバンを紛失した。取引先に支払う現金が必要」などと電話。女性宅を訪れて3回にわたり現金計1600万円を受け取ったとしている。
湯川容疑者は被害者から現金を受け取る「受け子」と呼ばれる役回りで、「指示を受けて現金を取りに行った」などと容疑を認めているという。湯川容疑者は 玉名市の男性からアダルトサイトの登録料名目で940万円をだまし取ったなどとして、8月に詐欺未遂容疑、9月に詐欺容疑で逮捕されていた。

2016年10月20日木曜日

“道具屋”か 都内の男を詐欺容疑で逮捕

「医療費が返ってくる」とうその電話をかけ、お年寄りから現金をだまし取ったとして都内の男が逮捕され、警視庁は、男が他人名義の銀行口座などを不正に取得して詐欺グループに売り渡す「道具屋」だったと見て調べています。男は容疑を否認しているということです。
逮 捕されたのは東京・渋谷区の自営業、平館猛容疑者(45)で、警視庁の調べによりますと、去年12月、すでに逮捕・起訴されている36歳の男と共に市役所 の職員になりすまして「医療費が返ってくる」などとうその電話をかけ、福井県の当時73歳の女性から現金およそ100万円をだまし取った疑いが持たれてい ます。

警視庁は、銀行口座を売りますというネット上の匿名の書き込みをきっかけに捜査していて、平館容疑者が今回の詐欺事件に関与してい たほか、銀行口座や携帯電話のSIMカードなどを不正に大量取得し、詐欺グループに売り渡す「道具屋」だったと見ています。警視庁の調べに対し、平館容疑 者は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。

2016年9月27日火曜日

NHK英会話番組の巽一朗被告(59)が脱税認める 東京地裁で初公判

印税収入を隠すなどして所得税約2600万円を免れたとして、所得税法違反の罪に問われた著述業、巽一朗被告(59)は26日、東京地裁(前田巌裁判官)の初公判で「間違いないです」と起訴内容を認めた。

 巽被告はNHK教育テレビ(現Eテレ)の英会話番組に講師として出演していたほか、多くの著書がある。

 起訴状では、印税を米国の銀行口座に入金させるなどの手口で所得を隠し、平成23~25年に約2600万円を脱税したとしている。